定期法要

お寺の行事では、お彼岸やお盆を想い出されるかもしれませんが、他にも様々な行事・式典が行われており、それぞれに大切な意味があります。

先立たれた父母・ご先祖様のお供養の機会となり、皆様がお念仏の教えにより「真の幸せ」を得ることができるように、年5回の定期法要を行なっております。

静かな山寺で、お念仏を称えた後に、ご法話を聞くことができます。
法要は、土日(施餓鬼を除く)に行っておりますので、お気軽に参加され、日々の生活にお役立てください。

晋山式

主な定期法要
修正会しゅしょうえ(元旦)
正月の初め、社会の平和と人々の幸福を祈って、法会を行います。
正月は、家族揃って、宗紅寺へお参りください。

御忌法要ぎょきほうよう(一月二十五日直前の土日)
浄土宗を開かれた法然上人の御命日の法要です。
お念仏の教えを広めた法然上人のお徳を偲び、感謝のお念仏を称えます。
参道を上がる新命
春彼岸法要はるひがんほうよう(三月中旬)
春分の日を中心に前後三日間の七日間が春の彼岸です。
彼岸(極楽浄土)へ到達したいと願い、お念仏を称える法要を行います。
水子供養みずこくよう(四月中旬)
婦人会会員物故者法要に併せて水子観音菩薩前において塔婆供養を行います。
施餓鬼法要せがきほうよう(七月二十二日)

お釈迦様の弟子阿難尊者が餓鬼に食べ物を施し供養したことから命を救われた故事により営みます。
餓鬼道に堕ちた有縁無縁の霊位を供養し、その功徳を先祖様に回し向け、自らは慈悲の心を学びます。

秋彼岸法要あきひがんほうよう(九月中旬)
秋分の日を中心に前後三日間の七日間が秋の彼岸です。
阿弥陀さまのまします西方極楽浄土に想いを馳せて、お念仏を称える法要を行ないます。
祠堂供養しどうくよう(十一月第四土曜)
本堂・納骨堂に、収穫されたばかりの供物(祠堂米など)を供え、御先祖様を供養いたします。
お斎(食事)をいただくことで、この身をつくる食物(命)の尊さを感じていただきます。
十夜法要じゅうやほうよう(十一月第四土日)
『無量寿経』では「この世で十日十夜にわたって御念仏に励むことは、極楽で千年間、善行をすることよりも尊い」と説かれます。
その教えを実践しお念仏をとなえる法要です。
除夜の鐘じょやのかね(十二月三十一日)
除夜とは、旧年を除く夜という意味です。
鐘をつくことで煩悩を除き新年を迎えます。
宗紅寺だより
檀信徒の皆様には、法要の案内に併せて、年5回、「宗紅寺だより」をお送りいたします。
ご遠方の檀信徒のみなさまにも、宗紅寺の様子を知ってもらえるような内容となっております。 この寺だよりは、40年以上続いております。

庫裡